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慢性膀胱炎の漢方治療

細菌感染による膀胱炎の治療には抗生物質が第一に使用されます。しかし、慢性化したり、再発を繰り返す膀胱炎などは、抗生物質が無効な場合や、治療を中止するとまた悪くなる場合があります。このような場合に使用する漢方について解説いたします。
慢性膀胱炎の原因と症状
A.原因
 尿路上部の慢性細菌感染による場合が多く、各種疾患(前立腺疾患、尿道疾患、女子性器疾患、腎盂腎炎、体力低下など)が誘因になる場合があります。
B.症状
 頻尿、排尿痛(残尿感を伴う)、混濁尿(時に血尿)などの慢性の膀胱刺激症状がみられます。
慢性膀胱炎の漢方治療
再発する慢性膀胱炎には、あまり体質を考慮することなく第一に五淋散を使用します。ただし、炎症の程度、自覚症状の程度、膀胱炎の誘発の原因と考えられる合併疾患などに応じた漢方薬の併用が必要になります。
A.五淋散
 本剤の特徴は以下の通りです。
1.消炎、鎮痛、鎮静、解熱、利尿の作用がありますので、急・慢性の尿路系の炎症性疾患(急・慢性膀胱炎、急・慢性尿道炎、腎盂炎、尿路結石の炎症)に使用できます。
2.子宮の調整や流産防止作用のある生薬が配合されていますので、妊娠中の方でも服用できる利点があります。。
B.竜胆瀉肝湯
 本剤の特徴は以下の通りです。
1.消炎作用が強いので、炎症症状が強い場合は本剤が有効です。
2.一貫堂医学の解毒証体質の体質改善に使用されますが、特にこの体質にこだわる必要はないでしょう。体質改善に長期の服用が有効です。
C.加減法
1.炎症症状が強い場合
 黄連解毒湯または竜胆瀉肝湯を併用します。
2.頻尿、排尿痛、淋瀝(尿がいきよいよくスッキリ出ない)の症状が強い場合
 芍薬甘草湯を併用します。
3.尿が濃い場合
 猪苓湯を併用します。尿を薄めて、膀胱の浸透圧を下げます。
4.血尿
 キュウ帰膠艾湯、四物湯、猪苓湯+四物湯、温清飲などを併用します。
5.前立腺炎、精嚢腺炎などの炎症疾患を合併する場合
 騰竜湯、大黄牡丹皮湯、腸癰湯などを併用します。
6.炎症の慢性化、尿道の癒着・狭窄
 桂枝茯苓丸、桂枝茯苓丸加大黄、キュウ帰調血飲第一加減、腸癰湯などの駆お血剤を併用して、治療、予防をします。
7.女子性器疾患を合併する場合
 桂枝茯苓丸、桂枝茯苓丸加大黄、キュウ帰調血飲第一加減などの駆お血剤を併用します。
8.真菌、トリコモナス症を併発している場合
 竜胆瀉肝湯+消風散が最も有効です。
9.体力が低下して治癒力が弱い場合
 補中益帰湯、十全大補湯、六君子湯などを併用して体力を補います。
10.腰から下の冷えが強い、または寒冷の影響を受け易い場合
 苓姜朮甘湯を併用します。

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