健康を守る漢方薬を追及する
 百花園漢方薬局
 TEL 072-833-4967
 ホーム  薬局概要 商品一覧  アクセス
 特定商取引  注文方法 お問合わせ サイトマップ

病症別漢方処方の選び方 > 鼻の病気

慢性副鼻腔炎の漢方治療

慢性副鼻腔炎
慢性副鼻腔炎(蓄膿症)発症の要因で最も重要なものは細菌感染のため、治療の中心は抗菌化学療法になります。しかし、抗菌剤の長期使用は副作用や耐性菌の問題があり、一定の限界があります。漢方薬は新薬と併用が出来、長期服用が可能という点で利点があります。

症状
主な症状は、鼻漏、後鼻漏、鼻閉、臭覚障害、頭重感、頬部・鼻根部・前額部の鈍痛。鼻漏は黄色~緑色の粘膿性、鼻道粘膜は浮腫状腫脹、また鼻茸を形成する場合もあります。

慢性副鼻腔炎の漢方薬
漢方薬は、鼻づまりを通し、頭痛を止め、膿性の鼻汁を軽減し、鼻汁や痰の排泄を促します。

●慢性鼻漏型(1)

①黄色~緑色の膿性鼻汁、鼻閉、頭重感、鈍痛などを伴う場合。
 葛根湯加辛夷川きゅう+桔梗石膏
②炎症症状が強い場合は便秘の有無に関係なく大黄を配合するとよい。
 葛根湯加辛夷川きゅう+桔梗石膏+大黄

●慢性鼻漏型(2)

①アレルギー性鼻炎を併発又はアレルギー性鼻炎が原因と考えられるアレルギー性副鼻腔炎。
 無色~白色、時に黄色の鼻汁と鼻閉感が強い。
 小青竜湯+桔梗石膏
②消化器が弱く、麻黄配合の小青竜湯が服用できない場合。
 黄耆建中湯+排膿散及湯

●鼻閉型

①鼻閉、膿性の鼻汁、頭痛、咽痛など、炎症症状が強い場合。
 辛夷清肺湯
②鼻粘膜が肥厚し、難治性のもの。
 辛夷清肺湯+駆お血剤(桂枝茯苓丸、大黄牡丹皮湯など)

●鼻茸

鼻茸が形成されていると、鼻閉感が特に強くなる。
辛夷清肺湯等が応用されると記載した漢方書がありますが、外科的処置が第一選択です。

●体質改善

①基本の処方で、慢性炎症を治し、再発を予防する
 荊芥連翹湯
②慢性の鼻汁、鼻閉感がある場合
 荊芥連翹湯+葛根湯加辛夷川きゅう
③アレルギー性鼻炎を併発するもの
 荊芥連翹湯+小青竜湯
④消化器が弱く、体力がない場合
 荊芥連翹湯+補中益気湯
⑤消化器が弱く、慢性アレルギー性鼻炎を併発する場合
 柴胡清肝散+黄耆建中湯

参考文献
1.耳鼻咽喉科薬物療法ハンドブック(南江堂)
2.中医処方解説(医歯薬出版)
3.病名漢方治療の実際(メディカルユーコン)
4.漢方治療症例選集(現代出版プランニング)

←ホーム ←製品紹介 ↑UP